ストロボ撮影を考えているアイリストさんへ

お友達がストロボ撮影を考えているようで ついでなのでブログに思い当たることを記しておこうと思います。

まず、マツエク撮影において ストロボは必要なのかどうか?   

そうなんです、答えは必ずしも必要ではないんです。  

明るいとこでレフ板使って撮れば大抵のマツエク撮影は完璧でっす。

何も知らない長谷川が9年前にいきなり撮影した写真がこちらです。

☝️
これ、やっすいデジカメで
お店を始める時にホットペッパーに載せるのに必要で 
いきなりまつげの施術をして、レフ板もなく撮影をした写真になります。

ただラッキーな事に、午前でサロン内が明るかったんですね。

明るければちゃんと撮れます😀


で、

すが

やっぱカメラ撮影をする以上 
ストロボが使えたらかっこいいってのはあります。
なんか憧れます。


そして何よりストロボが使えると 
暗くなってきてもまつげエクステの撮影ができます。

あ、
ストロボ撮影の前に  
通常のマツエク撮影の考えるべき点を念のためおさらいしておきます。


・まつげの根元や毛先、虹彩にピントを合わせる必要がある→F値大きめ設定


・F値を大きくすると画像が暗くなる→明るくするためにシャッタースピード遅めorISO感度あげる必要がある


・シャッタースピード遅くすると明るい写真が撮れるようになるけど手ブレしやすくなる


・ISO感度上げると明るい写真がとれるようになるけど画像が荒くなる




↑こんな感じの魔のトライアングルがマツエク撮影には立ちはだかります。


露出(写真の明るさとかそんな感じの意味)=F値・シャッタースピード・ISO  

が常に関係してきますという意味です。
被写体を同じ明るさで撮りたい場合は→F値を1段上げればシャッタスピードかISOを1段変える必要があります。

普通のポートレート撮影や、
ブツ撮りとは違うんですね、、。
ポートレートならピントにはうるさくないですし
ブツ撮りならシャッタースピードは三脚でカメラを固定すればいくらでも遅く設定できます。

で、
マツエク撮影では
必要なのは環境光とそれをちょっと拡散したり、反射したりしてあげられるレフ板があれば
明るければ撮影できます。
明るければ!!
明るければ!!!!

だからモデルさんには午前に来てもらうんです。
ヘアのサロンモデルさんもそうですよね。
ネイルは違います。ブツ撮りなんで。


・・・・・
話しはストロボ撮影に戻りますが
午前しか撮影できないんじゃぁ悔しいのです。
なんかよく分からないけどストロボカッコ良さそうだし!!
僕もそう思ってからが、長かった、、
何冊も本を読み
気になる知識があればばぐぐり
気になるアイテムがあればすぐにAmazonでぽちり、、、
YouTubeで見たり、、、

そんなこんなでお知り合いのみなさんにはあんまり遠回りをして欲しくないので
詳しくは書けない(モチベーション的に)のですが 書いてて負担じゃない限りで書きまっす。

ストロボ光があると足りない明るさを足せます。
が、一方からの光になってしまうので強めの光になってしまいます。
影が濃いんですね、、。

そこで、柔らかい光にする為に
天井バウンスをしたり ディフーザーを使用したりして光を柔らかくする必要があります。

それだけだと、拡散してるにはしてるんですが下からの光がちょっと少ないので 下側に影ができやすくなるので
レフ板などが必要になります。
基本これだけで、まつげのアップなどの簡単な撮影ならできまっす。

拡散についての知識は
光源(ディフーザー)が大きければ拡散範囲が広くなる
でっす。

拡散範囲が広くなれば 影がうすまります。ソフトな写真や、顔に影のない写真が撮れマッス。
ネットで見たのですが直径3メートルぐらいのディフーザーもありました。
あれあればすんごいソフトなライティングが可能だと思います(苦笑)

実際の購入は100センチ前後のディフーザーになると思いますが、ディフーズする分少し光量が減ってしまうので光量があんまり少ないストロボだとよろしくないです。
だからといってモノブロックストロボほどの光量はいらないす。

ニッシンのDi700あたりで!

それと、そこそこのディフーザーと、アンブレラとレフ板を購入しましょう。


ストロボ撮影は
通常の撮影(露出の三角形)
+
ストロボ撮影(ストロボの露出への影響)
という考え方になります。

どういうことかといいますと
ストロボの光が影響するのはストロボが当たる範囲だけで、
それ以外の(遠くの)背景の露出(明るさ)はストロボなしで撮影した場合と同じになります。
シャッタースピードを上げれば背景は暗くなるし
下げれば背景は明るくなります
ISO感度でも同様でっす。
F値でも同様です。
F値・シャッタースピード・ISO感度=露出の三角形は常に発動しています。
ですが、あぁ、、悲しい マツエク撮影の場合はF値高め、シャッタスピード早めの必要があるので どうしても背景は暗い撮影になってしまいがちになる傾向があります。

なので、背景を写さないようにします。
背景をシンプルな壁にしたりロールスクリーンにして撮影すればオッケー!

背景の暗さが気になったり、
背景にスポット的に明かりを当てたかったりする場合は
ストロボ増設です!
多灯ライティングでっす!
そうすればサロンの店内ぐらいの広さであれば、モデルさんと同時に背景も明るくする事ができます。

せっかくの店内も明るく写したい  って事多いですもんね。



ストロボが増える場合ですが
カメラ本体とは直接ケーブルで物理的につなぐ必要はありません。
電波式で無線で接続したり、
スレーブといって1台が光るとそれに合わせて離れたストロボが勝手に同時に光ってくれる便利な機能があります。

多灯ライティングにすると
背景も照らしたり、
背後から逆光をいれたり、
背景にスポットてきに光をあてたり
頭上からの1灯で髪の毛にエンジェルラインをいれれたり
下からの光(おぼけライティングだったかな、、)でシワを減らしたり
左右からの光で影を減らしたりできまっす。


ここまで書いてて
すみません
結果 話しがそれました、、、。
難しい方向に流れてしまった、、、


ストロボ撮影自体はすることは結構簡単です。
やれることは一気に広がり知識も必要になりますが、
一定の場所(サロンない)での撮影なら、
一度セッティングをしてしまえばあとは少し変えるだけでっす。

が、続きを分かりやすく書く体力がなくなってしまいました、、
筆を置きます(笑)

中途半端に記事を終えることをお許しください(苦笑)



まつエク・まつパーの技術開発 そして施術。 時々サロン運営

よく聞かれますがマツエク、まつパーの施術できます、、、 まだ現役です😁 ・・・ ハニーラッシュの経営者でも技術者でもあるどっちつかずなポジション。 マツエク・ラッシュアディクト(まつ育・まゆ育)・スクール・美容・経営・カメラ

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